理事長挨拶
ご挨拶
理事長 菅 裕明
「公益財団法人MSD生命科学財団」と「一般財団法人LeaP科学財団」は、2026年7月1日に合併し、「公益財団法人LeaP科学振興財団」として新たなスタートをきりました。
公益財団法人MSD生命科学財団は、2002年に旧・万有製薬株式会社により「財団法人万有生命科学振興国際交流財団」として設立され、今日に至るまで学術研究の将来を担う優れた若手研究者に焦点を当て、深い専門性と広い視野を兼ね備えた国際的リーダーの育成を目的として多角的な助成事業を実施してまいりました。しかしながら、出捐会社であるMSD株式会社の方針により、2023年度をもって支援終了が決定されました。
一方、一般財団法人LeaP科学財団は、2020年に理事長である菅の私財によって設立され、人類の健康維持に貢献する生命科学・生命化学分野の研究提案を中心に支援を行ってまいりました。同財団では、公的資金獲得前の挑戦的な研究に重点を置き、申請者の年齢制限を設けない独自の基準を採用するとともに、ユニークな2段階の書類審査を実施し、これまでアカデミアの研究者11名に対し、それぞれ1,000万円の研究助成を行ってまいりました。
このたび、両財団が共有する理念の相乗効果に鑑み合併に向けた協議を重ねた結果、最終合意に至り、「公益財団法人LeaP科学振興財団」として新たに生まれ変わる運びとなりました。今後は、生命科学及びその関連科学分野における研究に対し、引き続き助成事業を実施してまいります。
財団名に含まれる「LeaP」は、「Leading Pioneers」の頭文字に由来し、先端研究を切り拓く研究者を象徴するとともに、飛躍(Leap)する研究を支援するという理念を表しています。
本財団の設立理念は、「人類の疾病の予防および治療に関する生命科学ならびに関連する科学全般の研究を奨励・助成し、国際交流を担う人材を育成することにより、学術の振興および人類の発展に寄与すること」としております。この重要な社会的使命を踏まえ、今後とも一層のご指導・ご支援を賜りながら、日本の科学振興に着実に貢献してまいります。
2026年7月